男性の肌は、実は女性の肌よりも乾燥しやすいことをご存知ですか?
あくまで一般的な話ではありますが、男性の皮脂分泌量は女性の2~3倍とされている一方、水分量は30~50%と非常に少なく、保水力に関わる角層細胞面積も少ない傾向にあります。
皮脂が多い分、見た目の印象では乾燥していないように見えて、実は肌の内側は水分が不足してカサカサになっている状態の肌を乾燥性脂性肌、あるいはインナードライといい、男性の乾燥肌の特徴でもあります。
もちろん、それ以外にも、純粋に乾燥肌で苦しんでいる男性や、男性特有の理由で乾燥肌に悩まされている方も少なくありません。
そこで今回は、男性が乾燥肌になる具体的な原因や乾燥から肌を守るためのスキンケア方法などをご紹介します。
まきぽん
まずは、乾燥肌がどういう肌のことなのか確認していきましょう。
目次
そもそも乾燥肌ってどんな肌のこと?

まず、みなさん乾燥肌と聞いて、どんな肌を思い浮かべるでしょうか。
乾燥肌でよく見られる症状としては、
- 肌がカサつく
- つっぱるような感じがする
といった感覚的なものの他にも、
- 肌の表面がひび割れて見える
- 粉をふいている
など、外観に症状が現れる場合もあります。
また、先述の通り、見た目では潤いがあるものの、実は内側は乾燥しているインナードライという場合もあります。
まきぽん
特に、洗顔後や入浴後に肌が突っ張る感じがする場合、乾燥肌である可能性があります。
男性が悩まされる乾燥肌の原因

では、乾燥肌の原因を、男性特有のものも含めて1つずつ見ていきましょう。
「季節の影響」による乾燥

冬はどうしても空気が乾燥しているので、その結果、肌表面の水分が逃げやすくなってしまいます。
それに加えて、室内においても暖房器具の使用により空気が乾燥するため、やはり肌の水分が失われます。
それだけにとどまらず、低い気温も肌の乾燥に悪影響を与えています。
というのも、気温が低いと血行が悪くなり、皮脂や汗の分泌量が減少してしまうからです。
皮脂と汗は、肌を守るバリア機能である皮脂膜を形成しているため、これらが減少すると、肌は弱バリア状態となり「肌が突っ張ったり、カサつき、痒み」が出たりします。
まきぽん
特に「目の周り、頬、首」といった、もともと皮脂の分泌量が少ない部分は、冬場は特に乾燥に気をつけなければならない部位といえるでしょう。
「紫外線」による乾燥

太陽から降り注ぐ紫外線によっても、乾燥はもたらされます。
繰り返し紫外線を浴びることによって、肌には様々なトラブルが現れます。
特に男性は、紫外線に対して何も対策を取らない方が多いと思うので、乾燥肌が気になるのなら注意が必要です。
また、紫外線は夏というイメージがあるかと思いますが、太陽がある以上、紫外線は季節を問わず絶えず降り注いでいます。
まきぽん
冬だからといって安心せず、紫外線対策はしっかりと行いましょう。
「髭剃り(シェービング)」による乾燥

男性特有の乾燥肌の原因として挙げられるのが、日々のひげ剃りです。
電動シェーバーを使うにせよカミソリを使用するにせよ、肌に刃を当てていることに違いはありません。
ひげ剃りの刃が肌に触れることで、肌の外側にある角質層にダメージが入ります。
角質層は保水など肌を守るバリアとしての役割があるため、そこに傷が入ると、当然肌にある水分が蒸発しやすくなります。
「生活習慣や加齢」による乾燥

ここまでは外的要因による乾燥肌の原因を紹介してきましたが、内的要因から乾燥肌に陥ることもあります。
特に生活習慣の乱れによるターンオーバーの乱れは、乾燥肌以外にも肌トラブルを呼び込む要因となります。
ターンオーバーとは、一定サイクルで生まれ変わる肌の代謝の仕組みのこと。
ターンオーバーは約6週間毎に起きており、表皮の一番奥にある基底層から新しい皮膚細胞が生成され、それが上に押し上げられて表面に到達。
その後、古くなった細胞は垢や古い角質として剥がれ落ちます。
このサイクルが乱れると、肌のバリア機能が低下し、肌の感想に繋がります。
ターンオーバーに影響する生活習慣は、具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 睡眠不足
- 過度の疲労
- ストレス
- 無理なダイエット
- 野菜不足、脂肪分の過剰摂取
- 便秘
- タバコ
- アルコール
- 運動不足
またこの他にも、加齢も乾燥肌の原因です。
バリア機能の要である皮脂の分泌は、男性は40代までにピークを迎えるとされています。
また、発汗機能も低下するため、肌が水分を保持する能力は年齢とともに低下してしまいます。
この症状は老人性乾皮症とも呼ばれます。ちなみに乾皮症とは、一般にいう乾燥肌のことです。
まきぽん
これらの乾燥肌の原因を含めて、乾燥肌の男性のスキンケア方法を見ていきましょう。
乾燥肌を防ぐメンズスキンケア方法

乾燥肌のカサつきやかゆみから身を守るためには、しっかりとしたスキンケアが大切なのはいうまでもありません。
では、そのしっかりとしたスキンケアとは、どういったものでしょうか。下記で1つずつ見ていきましょう。
生活習慣の乱れを整える【特に食事】

スキンケアは、何も肌の外側に対して何かをすることだけを指すわけではありません。体の内側から整えるのも重要です。
特に食事が関わる生活習慣の乱れは、肌トラブルに大きく影響します。
暴飲暴食は控えてバランスよく栄養を摂取し、睡眠をしっかりと取って疲労回復を心がけるだけでも、改善の余地はあります。
また、卵や大豆、緑黄色野菜から摂取できるビタミンB群は、肌のターンオーバーに必要不可欠な栄養素ですので、積極的に摂取するようにしましょう。
まきぽん
スキンケアといったらコスメばかりに目が向きがちですが、内部から整えることで、肌も正常に保つことができるのです。
日焼け止めを塗って紫外線対策する

先述の通り、紫外線は季節を通して降り注いでいます。
冬だから、曇りだからといって紫外線対策をおろそかにしていると、ダメージが蓄積して乾燥肌が進行してしまいます。
なので、多少面倒に感じるかも知れませんが、外出時には日焼け止めを塗って紫外線対策しつつ間接的に乾燥肌対策もしておきましょう。
まきぽん
最近では、保湿成分が含まれている日焼け止めなんかもあったりするので、乾燥が気になる方はそういう保湿系の日焼け止めを使うのもアリですね。
正しく髭剃りして肌に負担をかけないようにしましょう!

男性で口の周りの乾燥で困っている方は、髭剃りのやり方に問題があるかも知れません。
髭剃りは正しく行わないと、角質を削ってバリア機能を低下させるばかりか、肌そのものを傷つける恐れがあります。
ちなみに電気シェーバーはカミソリと比べると比較的角質層へのダメージが低い傾向にはありますが、それでも何も対策をせずに使用していると、肌が傷みます。
髭剃りの際には、肌に負担がかからないようにひげを柔らかくしたり、肌との接触時間が短くなるように切れ味のいい刃を使用するようにしましょう。
まきぽん
髭剃りは思っている以上に肌に負担がかかります。
なので、最低限正しい髭剃り方法を身につけましょう!
洗顔はゴシゴシしない

お風呂に入って顔を洗うときに、ゴシゴシとこすりつけていませんか?
顔についた汚れは、実はそんなことをせずとも、しっかりと洗顔料で泡立てて撫でるだけで落とせます。
むしろゴシゴシすることで、肌の保湿に必要な角質層をごっそり落としてしまうことになり、バリア機能が一気に低下、眠りにつこうとする頃には激しいかゆみに襲われることも人によってはあることでしょう。
特に、顔は皮膚が薄いので、なおのこと要注意です。
間違った洗顔を続けていると、炎症を起こした肌が色素沈着を起こし、シミになる場合もあります。
まきぽん
正しい洗顔を身につければ、肌を傷つけずに汚れのみを落とすことができます!
正しく化粧水を活用する

洗顔と同様に、化粧水を正しく使うのも大切です。
特に朝の洗顔後や夜のお風呂上がり後は肌が乾燥しやすいため、それぞれの直後には化粧水でしっかりとスキンケアを行ったほうが、より肌の調子が整います。
正しい化粧水の付け方については、次にまとめていますので是非御覧ください。
まきぽん
化粧水はたくさん付ければ良いってものではありません。
正しい化粧水の付け方を身に着けて乾燥から肌を守りましょう!
乳液を使って乾燥から肌を守ろう
乾燥した肌には水分が足りていません。なので化粧水でうるおいを与えるわけですが、水分は蒸発しやすいのでそれだけでは不十分です。
せっかく足した水分を失わないためにも、うるおいを保つことが大切になってきます。そこで使いたいのが乳液。
乳液でうるおいを閉じ込めたり、フタをするイメージですね。
乳液の使い方は下記の記事にて詳しく解説しているのでそちらを御覧ください。
まきぽん
肌がベタベタするのが苦手という方は、サラサラタイプの乳液などもあるので好みにあったテクスチャータイプで選びましょう。
乾燥肌の男性は1年通じてしっかりとしたスキンケアを!
乾燥肌は冬に出るという印象が強いかと思いますが、実際、乾燥肌が一番辛いのは「空気が乾いていて、気温が下がる冬」です。
しかしながら、実際のところは症状が現れないだけで、冬でなくても乾燥肌に対するスキンケアは必要です。
寒さが残る春や、本格的に乾燥が始まる秋はもちろんのこと、紫外線が強い夏にも、乾燥肌を悪化させる原因は潜んでいます。
まきぽん
カサつきやかゆみに悩まされるその前に、正しいスキンケアでしっかりと対策をして、快適な日々を過ごしましょう。

